呼吸器疾患 看護学生嘆きの部屋

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    呼吸器疾患






    肺癌
    "悪性新生物による死亡→男性1位 →女性3位"

    在宅療法
    在宅酸素療法→必要性が高まる

    初期症状
    "咳・痰・微熱・倦怠感→風邪症状ではじまるため、軽く考えて放置される
    病態を悪化させることが多い
    長期間の喫煙習慣によるCOPD・肺癌"

    "呼吸器疾患特有の症状"
    ①呼吸困難(浅くて速い呼吸)
    ②努力性呼吸(胸部・腹部の動きが大きくなる)
    ③起座呼吸
    ④チアノ-ゼ"

    呼吸器疾患患者

    苦痛や不快感を訴えることが多い
    日常生活への影響
    "軽い運動→酸素の供給・二酸化炭素の排出に多大な努力を必要とする

    呼吸促迫→浅く速い呼吸
    努力性呼吸→呼吸面積を広げ、酸素を取り込みやすくする為、胸郭や肩を大きく動かす

    動脈血酸素分圧:SPO2の低下
    動脈血二酸化炭素分圧:PACO2の上昇

    悪化→仰臥位での呼吸困難→起座呼吸→睡眠障害
    観察・援助項目=睡眠障害"

    不安の軽減
    話すことによる呼吸困難が増悪→充分に表現できない

    呼吸機能低下の慢性化
    仕事や軽い活動でも酸素療法が必要

    在宅支援
    "支援が家族の新たな役割となる→新しい生活パターンを作り出し、家族の不安・ストレスが増す経済的な問題"

    看護の役割
    "医師・看護師・理学療法士・カウンセラー・栄養士様々な専門職や家族を含むチーム医療"

    酸素需要量の減少
    "呼吸困難患者→安静→酸素需要量↓
             →消化の良い食事→消化に要するエネルギー↓"

    環境整備
    "空気の清浄

    酸素療法→指示量・投与時間厳守
        →吸気の加湿
        →火気厳禁"

    気道の清浄化
    "痰の喀出→有効でない咳は、エネルギーを無駄に消費(2kcal/回)
    疲労感・倦怠感を大きくする"

    治療へのコンプライアンス
    ①酸素投与量の指示量厳守
    ②薬剤の指示量厳守
    ③禁煙の徹底"

    感染予防対策
    咳や痰の飛沫が飛び散らないよう注意
    痰の処理・感染予防行動(手洗い)の指導"

    家族への援助
    不安→患者の苦しみに対して患者と同じように動揺
    対処がわからず不安を抱える
    援助→訴えを充分に聞く(NSに話すことで考えを整理し、状況を客観視出来るようになる)
    サポート→生活上の決まりごとを明確にする
    療養生活を支える家族のリズムを作る"

    急性期
    急性期→生命が脅かされている状況
    病気や合併症の活動期・その管理の為に緊急な治療が必要となる時期
    疾患→自然気胸・胸部外傷・喘息発作・肺血栓塞栓症・肺炎・異物や痰による気道閉塞・有毒ガスの吸入
    症状→激しい呼吸困難・喘息様発作・胸痛・顔面苦悶・浅くて速い呼吸・頻脈・血圧上昇(急性症状)意識混濁(酸素不足による)
    不安→重篤な症状による危機感
    理解できないことによる、患者・家族の不安"

    急性期の看護
    気道の確保→舌根沈下の予防(肩枕)
    異物の除去(吸引・気管支ファイバー)
    気管支の攣縮・氣洞粘膜の浮腫への対処(吸入・挿管)
    観察・援助項目→血圧・脈拍・不安感・安楽な体位"

    急性期のアセスメント
    客観的データ→呼吸の特徴(数・深さ・リズム・タイプ)
            脈拍・血圧・栄養状態"

    慢性期
    慢性期→慢性疾患の症状が適切に管理されることに酔って安定
    病態の進行が緩慢であるような時期
        酸素療法や人工呼吸器によってコントロールされている場合も含む
    酸素療法の注意→慢性呼吸不全の患者のCO2ナルコーシス
    観察項目(COPD患者)→意識状態"

    慢性期の情報提供
    呼吸機能の状態に応じたその人らしい生活の設計・実践の為に
    →肺機能の低下状況・日常生活行動の制限・予測される疾患の経過・今後必要とされる療養法など"

    慢性期の指導
    自覚症状のとらえ方・呼吸困難への対処法・酸素療法に必要な技法
    姿勢と体位の工夫・排痰の促進法・吸入療法・感染予防
    (擬術と根拠などについてわかりやすく説明し、実演・指導する)"

    回復期
    慢性期→急性期の病態あるいは手術療法などによる侵襲が治療・療養によって回復
    健康時の状態を目指している時期
        急性期の状態から、活動を徐々に拡大し、肺及び全身の機能回復を図る時期"

    回復期の訓練
    呼吸訓練・運動療法(歩行など)

    効果の評価→開始前・訓練途中・終了時に1回換気量・呼吸数・二酸化炭素排出量の測定
    日常生活行動での息苦しさの程度(ヒュージョーンズの分類)と合わせて評価"

    終末期
    終末期→疾患や症状が治療や療養によってコントロールされず、病態が悪化している時期
    近い将来(数週間から数か月以内)に死が予測される状況

    心理的苦痛→話しをするのにも呼吸困難が増す"

    終末期の苦痛の緩和
    可能な限り軽減する
    モルヒネなど、麻薬系鎮痛薬の使用→副作用:便秘(怒責による呼吸苦)
    酸素療法→患者の呼吸を補助する治療法
    全身の管理・ケア→患者の体力を消耗させないように"

    継続看護
    ADLの評価をし、次の援助者に伝える
    咳・・・吸入される異物から呼吸器系を守る生体防御反応のひとつ
        安易に咳を止めるような治療・処置は行うべきではない
    長引く咳→体力を消耗させる
    睡眠や日常生活に障害をきたす(QOLの低下)
    気道粘膜を損傷するなどの合併症
    観察項目→疲労度
    援助項目→有効な咳の仕方
    観察所見→乾性咳→喀痰を伴わない
    物理的・心理的要素・薬物がが関与
    援助→原因の除去・咳の沈静
    湿性咳→喀痰を伴う
    感染・アレルギー(気管支喘息)など炎症を伴う
    援助→咳を止めるより、喀痰の原因の検索と治療優先
    "

    喀痰
    気道粘膜の炎症などが原因
    停滞した気道内分泌物が咳によって喀出されたもの
    喀出困難になると→気道閉塞・症状悪化
    聴診→呼吸音の変化・雑音
    除去する方法→生理学的→咳
    呼吸理学療法(体位ドレナージ)→量が多い時に効率的に除去
    観察所見→膿性→肉眼的に黄色または緑色
         原因→感染
    非膿性→粘性が高い(ネバネバ・喀出困難)→気管支喘息
        漿液性(サラサラ・喀出しやすい)→肺胞上皮癌
        ピンクの泡沫状→肺水腫

    援助項目→感染対策"

    咳・喀痰の看護目標
    ①気道の清浄化→効果的な咳嗽の方法・肺痰の方法・深呼吸の方法
    ②感染予防行動→感染経路を遮断する重要性を理解
    ③薬剤の理解→作用と副作用・使用方法
    ④苦痛の軽減→咳や痰の喀出
    ⑤合併症予防→咳や痰の貯留によるもの
    ⑥疲労の軽減→咳や痰の喀出によるもの"

    咳・喀痰の看護活動
    激しい咳により、患者のセルフケアレベル↓精神的に不安定になる
    苦痛を受け止め、適切な援助を行う
    ①咽頭への刺激↓→室内環境(温度・湿度・気流・空気の清浄度・臭気)・禁煙
    ②効果的な咳・深呼吸の指導
    ③栄養価の高い食事→体力の消耗による
    ④副作用の観察→鎮咳薬の与薬
    ⑤感染予防→保清行為(手洗い・含嗽)
    ⑥セルフケア不足→咳・喀痰によるもの"

    血痰・喀血のアセスメント
    ①薬剤の使用状況→抗凝固薬・経口避妊薬・副腎皮質ステロイドなど
    ②不安・恐怖を示す言動"

    血痰・喀血の看護目標
    ①不安や市への恐怖の軽減
    ②気道の確保・安楽な呼吸
    ③出血している局所の安静・VSの安定
    鎮静後
    ④体動に伴う最出血予防
    ⑤口腔内を清潔にし、不快感を軽減
    ⑥無気肺・感染予防(吸引・体位ドレナージ)
    ⑦症状コントロールの方法を知り、実践する"

    血痰・喀血の看護活動
    安静・気道確保・不安軽減
    大量喀血後→気道確保(呼吸困難緩和)・出血性ショックに対する援助(BP・T)
    血液汚染事故に注意
    ①会話・咳の抑制→喀血直後は出血を誘発する可能性があるため
    ②床上安静→VSの安定を図る
     医師の指示により、酸素吸入(出血による酸素運搬機能の低下に対して鎮静薬(精神の安定を図る)
    ③異常の早期発見→緊急の処置を想定し、気管内挿管などを準備
    ④血液の除去→口腔及び気道の血液
           体位→健側を下(健側に血液を流入させない為)
           顔→横向き(血液を誤嚥させない為)
           患側の冷罨法(兼官を収縮させ、止血する)
    ⑤口腔内の清潔→痰・血液の匂いによる嘔吐誘発予防・出血誘発予防
    ⑥処置→輸液(止血剤投与)・気管支鏡・輸血・外科的治療"

    胸痛
    感覚的な訴え
    主観的・心因性の要素も大きい症状"

    胸痛の看護目標
    ①胸痛の緩和
    ②VSの安定"

    胸痛の看護活動
    ①安静→衣服を緩める(圧迫を緩める)・安楽な体位
    ②冷罨法→炎症症状・打撲などによる熱感・腫脹
    ③温罨法→炎症の兆候を認めない場合(血液循環↑痛み↓)
    ④鎮痛薬の効果→副作用・作用時間(本人の主観重視)
    ⑤不安の緩和"

    呼吸困難
    自分の思うように息が出来ない、呼吸をするのに大変努力を要する自覚症状
    血液ガスの異常→PAO2↓PACO2↑PH↓
    呼吸仕事量の増加
    呼吸中枢からの刺激
    呼吸筋機能の障害

    チアノ-ゼ→還元型ヘモグロビン5g/dl以上貯留(赤血球の量と酸素飽和度で決まる)
          低酸素血症でも貧血が存在するとチアノ-ゼは出現しにくい"

    呼吸困難のアセスメント
    ①呼吸状態→数・深さ、パターン・音・喘鳴・努力性呼吸・咳嗽・痰の量、性状、色調・
          呼吸補助筋の使い方・呼吸時の姿勢(起座呼吸・口すぼめ呼吸)
    ②全身状態→意識レベル・ショック症状・チアノ-ゼ・VS(BP・T・不整脈)・易疲労感・
          胸痛、胸やけ、咽頭痛・食欲不振・体重減少・口臭・発汗"

    ヒュージョーンズの分類
    Ⅰ同年齢の健康者と同様の労作ができ、歩行、階段の昇降も健康者並みに出来る
    Ⅱ同年齢の健康者と同様に歩行できるが、坂、階段は健康者並みにできない
    Ⅲ平地でさえ健康者並みに歩けないが、自分のペースなら1.6km以上歩ける
    Ⅳ休みながらでなければ50メートル以上歩けない
    Ⅴ会話、着物の着脱にも息切れがする、息切れの為、外出できない"

    呼吸困難の感覚と表現
    呼吸がしにくい→息苦しい、息が詰まる、窒息しそう、空気が足りない
    呼吸に努力が要る→息切れがする、呼吸が速くて苦しい、努力しないと空気が入らない、空気を出しにくい
    胸がはった感じ→胸が圧迫され呼吸しにくい、胸が膨らまない、胸が締め付けられる"

    呼吸パターン
    早く浅い呼吸→肺・胸郭のコンプライアンス低下
           肺水腫・ARDS・急性間質性肺炎・急性胸膜炎・気胸・急性肺血栓塞栓症
    早く深い呼吸→呼吸中枢が刺激
           激しい運動後・糖尿病性アシドーシス・過換気症候群・急性肺血栓塞栓症
    遅く深い呼吸→気道抵抗が上昇
           気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患の急性増悪・中枢気道の閉塞"

    体位による呼吸
    起座呼吸→うっ血性心不全
    気管支喘息→上半身を起こし、少し前屈となる体位
    側臥位呼吸→患側を下"

    呼吸困難の看護目標
    気道確保(正常な換気を促す)

    呼吸困難の看護活動
    ①気道確保→気管内挿管の準備をする(挿管後は吸引が必要)
    ②安楽な体位→起坐位(クッション利用)
           呼吸筋の運動を妨げない(衣服を緩める)
           リラックスできる体位
    ③酸素吸入
    ④苦痛の軽減→呼吸ができない・思うように息がすえない→安全と安心のニーズにこたえる
    ⑤気道の清浄化→適切な換気・酸素化の維持
            気道内分泌物の喀出(体位ドレナージを使った効果的な咳嗽)
    ⑥腹式呼吸・口すぼめ呼吸→浅い呼吸では1回換気量が少ない(肺胞に充分な酸素供給できない)
                 換気によって水分の喪失加速→気道内分泌物の粘稠度↑
    ⑦水分出納バランス→脱水予防
    ⑧禁煙→日常生活の中での療養
                 
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    [ 2012/11/28 13:47 ] 呼吸器 | TB(0) | CM(0)
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