妊娠中毒症 看護学生嘆きの部屋

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    妊娠中毒症






    妊娠中毒症の看護

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    アセスメント:

    (母体情報)

    年令(若年妊娠又は高齢妊娠)、既往歴(糖尿病、双胎、羊水過多症、慢性腎疾患、家族性の高血圧)、生活習慣、食生活、睡眠時間、就労時間、清潔観、排泄習慣、喫煙、家族内役割、社会的役割、家族構成、サポート、重要他者、妊娠中毒症の理解度:自己管理法、妊娠継続に対する意欲、児への関心、表情、言動、態度
    (妊娠中毒症の症状)バイタルサイン:

    血圧;収縮期血圧>=30mmHg↑, 拡張期血圧>=15mmHg↑普段の血圧より、140/90mmHg↑普段がはっきりしていなければ。
    体重増加500g/週↑による四肢の顕著な浮腫
    反射の亢進
    頭痛、眼華悶発、心か部痛、悪心、嘔吐、眠気
    性器出血、腹部緊張、軽い子宮収縮(胎盤早期剥離の徴候)
    尿蛋白30mg(+)↑
    尿量の減少
    ヘマトクリット値の上昇→血液濃縮を示唆する。これは、体液が血管内から血管外に移行したために起こっている。
    BUN:心疾患、腎疾患の患者を除いてはあまり上昇しない。
    血中尿酸値:重症子癇前症、子癇の患者には出現する。
    AST,ALT(肝酵素)の上昇
    抗トロンビン減少
    肺水腫の症状

    (胎児情報)

    胎児の発育、推定体重
    Biophysical Profile(BPP):胎動のカウント、NST、羊水量、胎児呼吸運動、胎児緊張
    胎児胎盤機能検査:E3,hPL

    (検査データ)

    心電図、胸部X-P、眼底検査、血液検査:腎機能、肝機能、電解質、血液一般、凝固系検査
    看護診断

    症状の悪化により母体及び胎児への危険性が高くなる可能性がある。
    行動の制限、食事制限に関連した心身の苦痛がある。
    疾患の理解不足に関連した母体及び胎児に対する不安の可能性がある。
    体液のシフト(血管内から血管外への移行)に関連した体液循環不全。
    二次的子癇発作の可能性による怪我の危険性。
    血液、肝不全に関連し二次的なHELLP症候群による母体の損傷の危険性。

    看護目標

    母児ともに安全な妊娠、分娩、産褥経過がたどれる。
    心身の苦痛が最小限となり、よりよい環境で入院生活が送れる。
    体液循環不全がコントロールでき、血管内量が維持できる。
    症状が軽減され子癇発作や二次的病状への移行を予防できる。
    不安が最小限となる。

    観察計画(Observation Plan)

    表情、言動、態度
    安静が守られているか。
    睡眠状態
    食事
    バイタルサイン (1-4時間毎):血圧、脈拍
    尿量測定:<30ml/h、比重>1.040、尿蛋白 >30mg;定性、定量
    体重測定(毎朝): 増加 >500g/w
    浮腫の程度
    反射の程度
    性器出血
    子宮収縮状態
    胸部聴診
    疾患に関する知識、理解度
    児への関心度、不安の内容
    妊娠継続に対する意欲の有無
    硫酸マグネシウム使用の場合
    膝、くるぶし、上腕の反射
    暗く、静かな部屋で左側臥位にて臥上安静が保たれているか
    訪問者の制限
    過剰投与を防ぐために2-4時間毎マグネシウム値(正常値:1.5~3mgEq/L)をチェックする。
    下記の症状が出た時は中止する。
    反射消失
    呼吸数<12/分
    尿量 4時間で<100ml
    胎児情報:
    NST
    Biophysical Profile(BPP):胎動のカウント、NST、羊水量、胎児呼吸運動、胎児緊張
    検査データ:心電図、胸部X-P、眼底検査、血液検査:腎機能、肝機能、電解質、血液一般、凝固系検査、胎児胎盤機能検査:E3,hPL

    ケアー計画(Therapeutic plan)

    安静の保持:左側臥位
    食事療法:塩分制限0~5g
    高蛋白90g
    低カロリー1600Kcal
    医師の指示により薬剤投与:降圧剤、利尿剤、鎮痙、鎮静剤など)
    静かな環境;面会者の制限
    清潔の保持
    ストレスや不安が表現できる環境
    インフォームドコンセントが円滑に行える様支援する。
    夫、家族との連携を取る。
    緊急処置の準備
    (子癇発作への対処)
    痙攣発作が起きない様以下のことを施行
    部屋を暗く静かにする。
    頭痛、眼華症状が少しでもあればすぐ知らせるよう説明する。
    救急機具を備える。酸素、吸引、子癇トレイ(舌カンシ、バイトブリッ ク、開口器等)
    救急薬品(硫酸マグネシウムと拮抗薬であるカルチコールがすぐ使用 できる様準備しておく。ジアゼパム、等)
    ベットのサイド柵をつける。
    痙攣発作の可能性が起きることそれに対する対処を他のスタッフに伝達 する。
    痙攣発作が起きれば
    頭を横に向け気道確保。もし抑制なしにできればバイトブロック、エア ― ウエーを使用。
    必要ならば吸引
    酸素吸入
    痙攣のタイプと発作時間を記録
    発作後子宮収縮と胎児の状態を観察する。
    血管確保、留置バルーンで尿量チェック
    早期剥離への対処
    血管確保
    帝切の準備:手術室、NICUへの連絡、
    DICの予防
    肺水腫への対処
    呼吸管理
    利尿剤の準備
    IN-OUTの管理
    教育、指導計画 (Educational Plan)
    異常症状を説明し自覚があれば申し出る様説明する。
    安静、治療の必要性を説明する。
    心配事や気になることは何でも話す様説明する。
    状況に応じて本人、家族へ説明する。
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    [ 2006/08/13 11:12 ] 母性看護学 | TB(0) | CM(0)
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