貧血 看護学生嘆きの部屋

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    貧血






    貧血

    病態生理)

    Hb量の減少で血液の酸素運搬能が低下し、種々の臓器ないし、組織は酸素欠乏状態に陥る。そこで生体はその代償のためにはたらく。

    貧血により、各細胞に十分な酸素が供給されないと、筋力の低下を引き起こし、易疲労感、倦怠感、さらに酸素需要の多い脳や自律神経反射などの機能低下を招く。めまい、たちくらみ、、頭重感はこのため。

    さらに消化管機能低下から、食欲低下、悪心、便通異常などが見られることもある。

    一方代償機転より心拍出量、や心拍数の増加で心悸亢進、頻脈となり、酸素の取り込みを増そうとして頻呼吸や息切れをおこすこともある。なおしばしば見られる皮膚蒼白は、Hb濃度の低下によるものだけでなく、毛細血管の充満度やメラニン色素量、皮下組織の水分量も影響

    MCV(mean corpuscular volume)→平均赤血球容積

    =ヘマトクリット(%)/赤血球数(106/μl)×10

    赤血球1個あたりの平均容積を絶対値で表したもの

    正常値→80~94μ?


    MCH(mean corpuscular hemoglobin )→平均赤血球血色素量

    =血色素量(g/dl)/赤血球数(106/μl)×10

    赤血球1個に含まれる平均Hb量を絶対値で表したもの

    正常値→27~32pg

     

    MCHC(mean corpuscular hemoglobin concectration)→平均赤血球血色素濃度

    =血色素量(g/dl)/Ht(%)×100

    赤血球の一定容積の中に含まれているHb量を濃度比であらわしたもの

    正常値→32~36%

    形態
    MCV
    MCHC
    MCH
    貧血症

    小球性貧血
    低下
    低下
    低下
    鉄欠乏性貧血、鉄芽球性貧血、サラセミア、慢性疾患の貧血

    正球性貧血
    正常
    正常
    正常
    再生不良性貧血、溶血性貧血、症候性貧血

    大球性貧血
    上昇
    正常
    上昇
    巨赤芽球性貧血



    検査)

    RBC数、Ht、MCV、MCHC、MCH、WBC、PLT、出血時間,TIBC(総鉄結合能)、UIBC(不飽和鉄結合能)、A/G比、骨髄穿刺、生検、検尿、便

    治療))


    食事療法


    安静療法


    薬物療法


    輸血療法


    酸素療法


    脾臓摘出術

    患者の問題))


    組織の新陳代謝の低下より易感染状態にある


    食餌療法が守られないことによる栄養不足


    組織への酸素不足のため動悸や息切れ、疲労感がある


    脳への酸素不足より、失神や転倒を起こす可能性がある


    組織への酸素不足により四肢末端の冷えがある


    貧血の知識が不足していることで治療を受け入れられない可能性がある


    貧血による活動能力の低下により、不安感や鬱状態になりやすい

    看護))


    観察


    全身の清潔(入浴が無理なときは清拭、口腔粘膜の清潔)


    損傷を予防する


    創傷ができたときは直ちに創部を清潔にし、保護


    食事の中で必要な栄養素(高タンパク、高ビタミン、高鉄分の食事)をとる


    食べやすいもの


    必要性を説明、理解させる


    労作時症状が出現したとき、すぐに安静にする


    からだに負担のない日常生活の方法を患者と一緒に考える


    危険物は除去する


    めまいや意識が遠のく感じがしたらすぐ安静にする


    室温の調整により、四肢の保温が保たれる
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    [ 2006/08/29 21:58 ] 病理学 | TB(0) | CM(0)
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