心房細動 看護学生嘆きの部屋

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    心房細動






    心房細動→(Af) 


    心臓は前縦隔にありその約2/3は正中線より左。心臓は心膜に包まれているが心外膜と心嚢膜の間には少量の漿液がある。

    右心房には上下大動脈、冠状静脈洞が開口している。心房中隔には卵円窩(卵円孔が閉じた後)がある。右心室との境には三尖弁がある。右心室内壁は左室より発達は軽度。肺動脈との境には肺動脈弁(3尖弁)があり3つの半月状弁で形成されている。

    肺動脈弁の方が大動脈弁より頭側で前方。

    左心房には左右の上下肺静脈が流入。左心室との境には僧帽弁があり2尖弁である。大動脈との境には大動脈弁(3尖弁)があり左冠尖・右冠尖・無冠尖の3つの弁からなる半月状弁。半月状弁と動脈壁の間でバルサルバ洞をつくる

    冠状動脈→左冠尖部から左冠状動脈が出て前下行枝と左回旋枝にわかれる。右冠尖部からは右冠状動脈が出て冠状溝をまわって後下行枝となる


    心臓の筋肉

    心房では2層 心室では3層 心筋は黄紋筋


    刺激伝導系))

    洞結節に始まり房室結節に集まる。左房へは前結節間路からバッハマン束がでる。房室結節をでる房室束は(ヒス束)中心椎体の右を通り心室中隔の膜様部付近で左脚後枝がわかれ左脚前枝と右脚にわかれる。両脚はさらに分かれプルキンエ線維になる。

    心筋の興奮は細胞から細胞へと伝えられるが心房と心室の間には結合組織によって断絶されているため刺激伝導系を通じて心室に伝導される。

    正常心臓ではこの洞結節が歩調取り(ペースメーカー)の役割を果たす

    心臓の歩調取りは正常では洞結節が行い60~90回/分

    心臓の拍動は60~90回/分であり1回拍出量は40~100mlである。心拍は70回1回拍出量を60mlとすると心拍動約10万回、6000l/日拍出されている

    心拍出量))

    心拍出量=1回拍出量×心拍数


    心予備力とは→心拍出量は1回拍出量と心拍数の変化によって増加させることができる。この増加させる能力を心予備力という。

    心房細動とは(刺激生成の異常による不整脈)


    病態)心房が洞結節からの刺激に応じて規則正しい興奮・収縮を行わず、心房自体で発生した刺激に応じて無秩序に頻回に不定の興奮を繰り返す状態


    検査)ECGではP波は欠如。細動波(f波:小さい波)が認められる。R-R間隔は不整。絶対性不整脈と呼ばれる。

    発作性心房細動は心疾患を持たないことが多い。

    基礎疾患)冠動脈硬化症・高血圧・弁膜症・心筋症・甲状腺機能亢進症


    症状)無症状のこともあるが、動機、不快感を伴う。狭心症・心不全を起こすこともある。心房内血栓形成による塞栓現象をおこし脳塞栓をおこす。健康な人にもみられることがある。


    治療)

    薬物))→抗不整脈薬(プロカインアミド・アジマリン・ジソピラミド・シベンゾリン・メキシレチン・アプリンジン・プロパフェノン・フレカイニド・ピルジカイニド・プロプラノロール・アミオダロン・ベラパミル・ジルチアゼム)


    心室細動・心室粗動の時は除細動をおこなう。発作性上室性頻脈・心房細動・心房粗動・心室頻拍 などで抗不整脈薬に反応しない場合はカルジオバージョンを行う。


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    [ 2006/08/29 22:04 ] 循環器 | TB(0) | CM(0)
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