慢性気管支炎 看護学生嘆きの部屋

    看護学生がんばれ!看護師国家試験対策。隣地実習対策。解剖生理、病態生理。検査、基礎看護から各論まで。資料満載です!

    ホーム > 呼吸器 > 慢性気管支炎

    慢性気管支炎






    慢性気管支炎

    フレッチャーの基準))痰を伴った咳が毎日3ヶ月以上2年間にわたる場合

    肺気腫とともに慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一つ

    気管・気管支の解剖

    気管は咽頭に続く管で食道の前を下降して胸腔に入り心臓の後ろを下って第5胸椎の高さで左右の気管支にわかれる。気管支は肺門にはいると枝分かれし気管支枝をだしさらに細くなり、終末細気管支→呼吸細気管支→肺胞管→肺胞の集合体である肺胞嚢で終わる

    右気管支の方が太く短く急

    内測から粘膜・軟骨・筋層・外膜に分かれる。粘膜は線毛円柱上皮細胞でおおわれているが、終末細気管支から末梢になると線毛はみられなくなり立方上皮細胞となる。肺胞は毛細血管に富んでいる。気管・気管支には多数の馬蹄形の軟骨輪がみられる。気管支の後壁を形作る部分は膜様部になっている。枝分かれが進むにつれ軟骨輪は消失する

    筋層はすべて平滑筋で気管支の平滑筋は輪状であるが気管支・気管支枝ではでは螺旋状で分布もまばら。(気道の弾力性を保つうえで重要な要素)。外膜は結合線維。これらの弾力線維と、平滑筋の作用で気道の内径を収縮・拡張し空気の流動量を調節している。

    線毛上皮の役割→吸入する空気を体温程度に暖め、湿潤にする。

            気道内に入った異物を排出する防衛反射

    しかし!!肺胞管や肺胞は線毛上皮に欠くため滲出液は停滞して病変に陥りやすい


    原因:慢性気管支炎はほかの慢性肺疾患の合併症と考えるのが妥当。(肺の軽症な慢性感染症・排液障害・循環障害・栄養障害などは萎縮や結合組織の増殖を来すので誘因)

    →肺線維症・慢性閉塞性肺気腫・気管支喘息・肺結核・気管支拡張症・慢性副鼻腔炎・鬱血性心不全


    病理:気管支粘膜下部組織に慢性炎症や線維性萎縮性の変化


    症状:咳嗽・咳・喀痰(粘液性・膿性)

       冬季に悪化。無熱・白血球・赤沈の変化なし

    診断:X-P→索状影

    治療:喫煙を禁止。過度の寒冷をさける。基礎疾患の治療。

       咳嗽→りん酸コデイン  喘息様症状→エフェドリン・アミノフィリン

       十分な栄養。

    予後:完全治癒は難しく、肺・心の重傷合併症を起こせば予後はよくない


    看護:

    アセスメント))

    既往歴→呼吸器刺激物の吸入歴・喫煙歴・咳・痰の既往歴・感染・アレルギー・家族歴

    呼吸状態→呼吸促拍・呼吸困難・持続する咳痰・呼気の延長・呼吸音の減弱・副雑音・補助呼吸筋を使用した呼吸

    全身状態→チアノーゼ・傾眠・記憶障害・不穏・混乱・低血圧・労作時の息切れ・倦怠感・食欲不振・体重減少・便秘



    気道浄化


    増悪因子の除去


    呼吸訓練


    栄養摂取


    休息


    排泄→便秘をさけるために1l/日以上


    感染予防


    不安悩みの緩和


    セルフケアの不足を補う

    関連記事




    [ 2006/08/29 22:11 ] 呼吸器 | TB(0) | CM(0)
    コメントの投稿













    管理者にだけ表示を許可する
    看護学生相談の部屋
    掲示板です。悩みや質問など、みんなで解決できますように。
    検索
    google
    rakuten