血圧 看護学生嘆きの部屋

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    血圧






    高血圧・収縮期血圧(systolic blood pressure)=最も高い血圧値(120mmHg)
    最低血圧・拡張期血圧(diastolic blood pressure)=最も低い血圧値(80mmHg)
    脈圧(pulse pressure)=最高血圧-最低血圧(40mmHg)
    平均血圧(mean blood pressure)=脈圧/3+最低血圧(93mmHg)
    注:( )内の値はそれぞれの目安である.

    血圧は正確を期す場合には測定部位をいう必要があるが、
    通常、マンシェットで簡便に測定できる上腕での血圧を指して“血圧”という。
    その他の部位については、左心室圧、冠動脈圧、毛細管圧、
    末梢静脈圧、中心静脈圧、右心房圧、肺動脈圧などのように、測定部位を含めて呼んでいる。
    一般に“血圧を上げる”ことは、最高血圧,最低血圧,および平均血圧をともに高めることをいう。

    (参考)R単位(peripheral resistance unit ; PRU)
    ある器官の動脈圧、静脈圧、血流量が測定できれば、
    これらをオームの法則にあてはめることにより抵抗値が算出される.
    R=(動脈圧-静脈圧)/血流量

    心拍動,呼吸運動により血圧は動揺する。

    第1級動揺:心拍動に伴う血圧の動揺。最高血圧、最低血圧
    第2級動揺:呼吸運動に伴う血圧の動揺。
    呼息相の初めに血圧が下降し、吸息相の終わりに血圧が上昇する。
    第3級動揺:上記以外の原因による動揺。
    その周期は比較的長く、それぞれ特殊な条件下でみられる現象である。
    大量出血後、マイヤーの波、ロイの波などがある。

    (参考)マイヤーの波
    血圧低下の状態の悪いときにみられる長い周期的な血圧動揺。


    血圧調節

    血圧は血管径と血液量で変動し、
    延髄の血管運動中枢で調節される。

    血圧上昇因子
    低酸素血症
    高炭酸血症

    血圧降下因子
    肺の拡張
    末梢受容器の興奮

    持続時間により、調節機序が異なる。

    急速血圧調節
    数秒間~数分間 各種受容器による反射反応

    中間型血圧調節
    数分間~数時間 血管収縮物質による血管径変化

    長時間型血圧調節
    数時間~数日間 アルドステロン系による体液調節
    ■血圧とは

    心臓のポンプ作用により全身に血液が送り出される時の血管壁に与える圧力

    ・最高血圧(収縮期血圧):心臓が収縮したときの血圧
    ・最低血圧(拡張期血圧):心臓が拡張したときの血圧
    ・脈圧:収縮期と拡張期の血圧の差

    血圧は体の部位によって値が異なり、末梢へ進むに従い、最高血圧は上がり、脈圧は大きくなる。
    これは末梢の細動脈では圧力の波が反射して重なるためである。
    さらに末梢に進むと、細動脈は直径が小さいため、血管の抵抗が大きくなり、血圧は急低下する。

    ■血圧に作用する因子

    ①心臓の拍出量
    ②末梢血管の抵抗性
    ③動脈血管系の血液量、
    ④血液の粘稠度
    ⑤血管壁の弾力性

    血圧=心拍出量×末梢血管抵抗

    ■血圧の分類

      ・本態性高血圧
      ・二次性高血圧

    ■本態性高血圧

    原因は明確でない
    末梢血管抵抗の増大が主体と考えられている。(動脈硬化など)

    ■二次性高血圧

    腎性高血圧
    ・腎実質性
    ・腎血管性
    糸球体腎炎
    慢性腎盂腎炎
    糖尿病性腎症
    多発性嚢胞腎
    水腎症
    間質性腎炎など

    内分泌性高血圧
    副腎性
    甲状腺性
    下垂体性

    心臓・血管性高血圧
    心拍出量の増加(大動脈弁閉鎖不全症)
    動脈硬化
    左室不全
    虚血性心疾患
    解離性大動脈瘤

    神経性高血圧
    脳圧亢進
    ストレス

    妊娠時高血圧
    妊娠中毒症

    ■腎性高血圧

    腎臓の障害部位により、腎実質性高血圧と腎血管性高血圧に大別される。

    ①腎実質性高血圧

    腎臓全体の働きが低下し、ナトリウムイオンや水分を排泄する腎臓の機能が低下し血圧が上昇し、排泄機能を保とうとする。

    ②腎血管性高血圧

    腎臓に血液を供給する腎動脈が動脈硬化などで狭くなると、腎臓への血流が少なくなるため、腎臓から血圧を上げる物質(レニン)が放出され血流量を保とうとするために高血圧となる。

    これらの結果、腎臓にはしっかりと血液が流れるようになるが、その他の臓器では血圧が高すぎる状態となる。

    ■急激な血圧上昇

    ・頭蓋内圧亢進           ・疼痛
    ・脳幹障害              ・運動
    ・慢性閉塞性肺疾患        ・寒冷
    ・窒息                 ・不眠
    ・精神的ストレス

    ■自覚症状

    ・眩暈                ・動悸
    ・頭痛                ・倦怠感
    ・嘔気                ・イライラ感
    ・肩こり               ・しびれ
    ・ふらつき              ・のぼせ感
    ・頭重感               ・耳鳴り

    ■低血圧

    血圧が基準血圧、又は正常な状態からどのくらい変化するか。
    基準血圧から30 mmHg以上低下した場合は、低血圧と見なされる。

    ■本態性低血圧

    原因不明で自覚症状はほとんどない。

    ■二次性低血圧

    心血管性
    心機能低下 心筋梗塞 弁膜症
    心外膜炎  など

    循環血液量の減少
    貧血、 出血,脱水

    内分泌性
    副腎不全 下垂体機能不全   など

    神経原性
    脳腫瘍 脳炎

    薬剤性
    降圧剤 向精神薬

    その他
    感染・中毒性

    ■急激な血圧低下

    ・ショック
    ・緊張性気胸
    ・心タンポナーゼ
    ・動脈瘤破裂
    ・肝破裂

    ■自覚症状

    ・頭重感
    ・眩暈
    ・立ちくらみ
    ・思考力の低下
    ・悪心
    ・嘔吐
    ・易疲労感
    ・脱力感

    ■測定時の注意

    ①正しいサイズのマンシェットを選ぶ。(幅が広いと低く測定される)
    ②仰臥位か坐位の安楽な体位で測定する。(臥位>座位)
    ③測定時の体位や部位はいつも同じにする。
    ④マンシェットは心臓と同じ高さで、上腕に指が1~2本入る程度の強さで巻く。(緩い→高め ・ きつい→低め)
    ⑤精神状態ができるだけ安静な状態で行い、運動後・入浴後・食後は避ける。
    ⑥不整脈のある場合、特に心房細動では血圧を正確に計る事は困難である。いくつかの値を得て平均するとよい。



    ■測定方法

    ①聴診法:収縮期圧、拡張期圧を測定
    ②触診法:収縮期圧を測定


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    [ 2006/09/22 22:23 ] 解剖生理 | TB(0) | CM(4)
    突然のコメント申し訳ございませんm(__)m
    健康をメインにしたブログランキングを立ち上げたので是非ご参加よろしくお願いします。。
    [ 2006/12/07 11:28 ] [ 編集 ]
    はじめましてー
    すごいしっかりしたサイトですね!
    ぼくのお勉強blogも良かったらのぞいて見て下さい。
    [ 2006/12/06 17:42 ] [ 編集 ]
    はじめまして!
    来週から実習でいろんなとこ調べてたらここにつきました
    すごい細かく書いてあって勉強になります
    これからもがんばってください!
    [ 2006/11/05 09:26 ] [ 編集 ]
    はじめまして

    なかなか勉強になるブログですね
    (^^)

    俺は臨床工学技士の学校へ行ってます

    それで麻酔のこと調べてたらここにたどりつきました

    よかったら俺のブログでものぞいてください
    [ 2006/09/24 03:01 ] [ 編集 ]
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