貧血 看護学生嘆きの部屋

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    貧血






    貧血とは
    血液中の赤血球数やヘモグロビン(血色素量)が減少した状態
    男性→13g/dL以下
    女性→12g/dL以下
    以上が貧血の指標となる

    症状
    顔面蒼白 動悸
    頭痛 全身倦怠感
    めまい 息切れ
    (酸素不足によるもの)
    鉄欠乏性貧血ではスプーン状爪がみられる

    汎血球減少
    血液中の全ての血球が減少した状態の事

    分類
    赤血球の大きさ、ヘモグロビン含有量により分類される
    それぞれ治療法も異なる
    MCV(平均赤血球容量)
    MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)
    MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)
    以上が分類の指標となる

    鉄欠乏性貧血
    鉄分不足により起こる
    小球性低色素性貧血
    フェリチンが低下する
    鉄剤経口投与を行う

    正球性正色素性貧血
    再生不良性貧血・溶血性貧血がある
    溶血性貧血では脾腫・黄疸がみられる

    再生不良性貧血
    造血幹細胞の障害により汎血球減少を来たし、
    出血と感染が問題となる
    治療は、ホルモン療法・免疫抑制療法・造血幹細胞移植(骨髄移植)がある

    腎性貧血
    エリスロポエチンが低下する

    大球性貧血
    巨赤芽球性貧血がある
    胃切後にはビタミンB12の吸収障害によって巨赤芽球性貧血の一つである悪性貧血をきたす



    骨髄移植
    造血幹細胞の移植には、
    ①骨髄移植
    ②末梢血幹細胞移植
    ③臍帯血移植
    以上の3つがある

    目的
    造血器である骨髄の障害をきたす疾患(再生不良性貧血、白血病など)を正常な骨髄の移植によって治療する方法

    移植医療
    提供者をドナー
    提供を受けるものをレシピエントと呼ぶ

    前処置
    骨髄移植ではレシピエントの骨髄を全滅させてから健康なドナーの骨髄を移植する
    骨髄の全滅を目的に、多量の抗癌剤投与、全身放射線照射(TBI)、免疫抑制剤投与を行う
    骨髄抑制をきたすため、移植前には無菌室に入る

    無菌室
    日和見感染症予防の為に、毎日の清拭、加熱食、医療者の厳重な手洗いを励行する
    持ち込むものについては、水拭き後よく乾燥させる

    生着
    移植後、ドナー由来の赤血球、白血球、血小板の造血が認められるようになった状態
    白血球の型(HLA)が一致していることが生着しやすい条件となる

    拒絶反応
    ドナー骨髄をレシピエントの免疫が排除(生着不全になる)

    GVHD
    ドナー骨髄由来の免疫がレシピエントの身体を攻撃
    急性→移植後直後(皮疹・下痢・肝障害)
    慢性→移植後100日以内(皮膚症状・目の乾燥・口内炎・肝障害)

    免疫抑制剤
    投与目的は、生着不全とGVHDを予防する為

    移植後
    造血機能が回復するまでは必要に応じて輸血が必要となる

    退院後
    免疫抑制剤を使用してGVHDのコントロールをしていく必要がある
    感染症予防のために不要な外出は避け、外出時はマスクを着用する


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    [ 2007/01/06 22:14 ] 病理学 | TB(0) | CM(0)
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