浮腫 看護学生嘆きの部屋

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    浮腫






    浮腫(edema)
    間質液量の異常な増加
    症候が顕在化するまでに数Lが貯留する(50ml/kgの水分貯留で前脛骨部圧痕がみられる)
    腹膜腔に貯留すれば腹水、胸膜腔に貯留すれば胸水をきたす

    ○病態
    水を血管外に移動させる要因
     ・静水圧上昇: 静脈閉塞、リンパ管閉塞
     ・間質浸透圧上昇
     ・間質腔液圧の減少

    水を血管内に移動させる要因
     ・血漿膠質浸透圧低下
     ・間質腔液圧の増加

    毛細血管透過性亢進と括約筋のトーン変化
     ・ARDS
     ・尿毒症
     ・敗血症
     ・アナフィラキシー
     ・ACE阻害薬やCa拮抗薬による薬剤性浮腫
     ・甲状腺機能低下症: 血管透過性亢進とADH過剰産生
     ・マムシ咬傷: ブラジキニン誘導、ACE阻害

    代償機転: 血漿量と血圧の維持
     ・Naおよび水の貯留
     ・交感神経系亢進
     ・レニン-アンギオテンシン系、ADH分泌増加

    ○警告症状
    新しい薬剤などへの暴露: アナフィラキシー
    胸部症状: 弁膜破裂、心虚血
    失神: 心臓流出路閉塞、肺塞栓症
    アルコール、薬剤など: 激症肝不全
    長期臥床後、経口避妊薬など: 肺塞栓症

    ○鑑別
    浮腫の所見
     ・部位
      下肢に著明→心不全
     仰臥位で背側仙骨部に著明→心不全
     ・眼瞼
      眼瞼の下方だけの浮腫→心不全
     眼瞼周囲全周性浮腫→低アルブミン血症
     ・前脛骨部
       fast edema (前脛骨部を10秒間押した後の圧痕が10秒以内に戻る)
         →低アルブミン血症(Alb < 2.2g/dl)、皮膚が光沢を帯びている。
       slow edema (前脛骨部を10秒間押した後の圧痕が10秒以上残る)
         →心不全など
     ・時間帯 夕刻に増悪→心不全
      横臥により朝方に増悪→低アルブミン血症
     ・一側に限局 →静脈還流やリンパ還流の障害
     ・顔面、頸部、上肢のみ →上大静脈症候群
     ・静脈圧
      全身的静脈圧上昇 →うっ血性心不全
      部分的静脈圧上昇 →局所的閉塞

    ○食事再開後浮腫
    摂取NaCl?増大
    インスリン分泌増大→尿細管でのNa吸収亢進

    ○呼吸不全と浮腫
    ・呼吸不全によるCO2蓄積や心不全では、腎皮質から腎髄質への血流再分布が起こり、糸球体濾過量低下により全身浮腫が出てくる。
      ⇒PaCO2 > 65mmHg で浮腫
     ・低酸素による腎動脈攣縮作用で尿量減少
      ⇒PaO2 < 40mmHg で浮腫

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    [ 2012/12/14 18:00 ] 病理学 | TB(0) | CM(0)
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