内分泌製肥満 看護学生嘆きの部屋

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    内分泌製肥満






    内分泌性肥満

    ○クッシング症候群
     慢性の糖質コルチコイド過剰症に起因する疾患の総称
     症状:中心性肥満、満月様顔貌、皮膚線条、筋カ低下、骨粗霧症、
         2次性糖尿病、易感染頃向、高血圧、男性化
     検査:尿中17-OHCS 1日排泄量増加(17-OHCSはコルチゾールの代謝産物)、血漿コルチゾール上昇

    ○糖尿病
     インスリン分泌不全やインスリン抵抗性からインスリン作用不足をきたし、高血糖となるために臨床症状を呈している状態
    症状:口渇、多飲、多尿、体重減少、易疲労感
    検査:血糖値

    ○インスリノーマ
     膵島のインスリン分泌β細胞の腫瘍
    症状:頻回の低血糖症状
    検査:低血糖時もインスリン高値。
        絶食試験でインスリン分泌が抑制されない

    ○甲状腺機能低下症
     甲状腺ホルモンの作用が不足したために、臨床症状を呈した状態
    症状:皮膚乾燥、浮腫様顔貌、脱毛、動作遅鈍、精神的抑うつ症状
    検査:血清コレステロール値・カロチン値の上昇、血青CK値・LDH値も上昇。
        甲状腺ホルモン代謝産物、つまり尿中17-OHCS・17-KSは減少、貧血、粘液水腫
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    肥満の判定法と肥満症診断の手順
    BMI      日本肥満学会基準    WHO基準
    <18.5        低体重           低体重
    18.5≦~<25   普通体重         普通体重
    25≦~<30    肥満(1度)         前肥満
    30≦~<35    肥満(2度)        肥満Ⅰ度
    35≦~<40    肥満(3度)        肥満Ⅱ度
    40≦ 肥満(4度)        肥満Ⅲ度
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    [ 2012/12/20 19:00 ] 解剖生理 | TB(0) | CM(0)
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