肺機能検査(呼吸機能検査) 看護学生嘆きの部屋

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    肺機能検査(呼吸機能検査)






    肺機能検査

    ○肺機能検査
    ・・・肺活量(Vital Capacity:VC)
    ・・・努力性肺活量(Forced Vital Capacity:FVC)
    ----------------------------------------------------------------------------------
    ○肺活量(Vital Capacity:VC)
     ・ゆっくりと最大に息を吸気した状態から最大限に息を呼出させて得られる肺容量変化のことです。
     VC予測式(年齢18~80歳)
     ・男[27.63-(0.112・年齢)・身長]
     ・女[21.78-(0.101・年齢)・身長]

    検査方法
    [1] まず楽に何度か呼吸します。
    [2] そのまま息を吐きます。吐けるところまで頑張ります。
    [3] 吐けなくなったら、今度は息を胸いっぱい吸ってもらいます。
    [4] 息を吸えなくなったら、また息を吐けるまで最後出しきります。

    ※性・年齢・身長から求めた標準値に対するVCの割合を%VC(対標準肺活量)と表す。
     %VC≧80%が正常。
    ---------------------------------------------------------------------------------------------
    ○努力性肺活量(Forced Vital Capacity:FVC)
     努力性肺活量 … 最大吸気位からできるだけ速く最大呼気をさせて得られる肺気量変のこと。

    検査方法
    [1] 楽に何度か呼吸します。
    [2] 胸いっぱい息を思いっきり吸います。
    [3] ティッシュを飛ばすような感じで、いっきに息を吐き出します。
    [4] そのまま吐けるまで息を吐き続けます。(6秒以上)

    一秒量(FEV1)
    ・努力呼気開始から一秒間の呼出肺気量
    %FEV1(対標準1秒量)
    ・性・年齢・身長から求めた標準値に対する割合
    1秒率
    ・このFEV1をFVCで除したもの
     一秒率≧70%が正常です。

    ------------------------------------------------------------------------------------------------------
    健常者ではVCとFVCはVC≧FVCでほぼ同じ値になる。
    しかし、検査に対する努力不足などがあると両者に差がでてくる。
    また肺気腫や気管支喘息などがあると呼気が不十分な状態のためFVCはVCに比べて減少する。
    この現象を空気とらえこみ(Air-Trapping)といいATI指数(Air-Trapping Index)で表される。
    そこで、健常者ではATI指数が±5%以内を目安に判断する。

    --------------------------------------------------------------------------------------------
    ○呼吸器能検査の目的
    ・機能異常の有無
    ・機能異常の部位(気道、肺実質、中枢、末梢気道など)
    ・異常の定量的評価や時間的変化

    ※呼吸器能検査
     肺の機能評価を行うものである。
     解剖学的、病理学的、細菌学的な評価をするには、画像診断や組織診断、気管支鏡検査など他の臨床検査が必要となる。

    ○正常 or 異常の判定
    ・ 正常      : %肺活量(VC)≧80%、一秒率(FEV1/FVC)≧70%
    ・ 閉塞性換気障害 : %肺活量(VC)>80%、一秒率(FEV1/FVC)<70%
    ・ 拘束性換気障害 : %肺活量(VC)<80%、一秒率(FEV1/FVC)>70%
    ・ 混合性換気障害 : %肺活量(VC)<80%、一秒率(FEV1/FVC)<70%

    ○閉塞性換気障害
    ・閉塞性換気障害は気道狭窄による通過障害。
    ・一秒量(FEV1)、一秒率(FEV1/FVC)の低下がみられる。
    ・フローボリューム曲線のパターンから、閉塞部位が上気道か下気道かを判断。

     上気道閉塞 : フローボリューム曲線の典型的パターンは台形型
            主なものは口腔内腫瘍、咽頭腫瘍、喉頭腫瘍、異物など

     下気道閉塞 : 一秒量(FEV1)、一秒率(FEV1/FVC)の低下、
            フローボリューム曲線のピークフローから肺気量位でのフローの低下
            主な疾患は慢性気管支炎、気管支喘息、COPDなど

    ○拘束性換気障害
    ・拘束性換気障害は肺の容積が縮小する異常。
     原因は肺の弾性力の低下、肺容量の減少、呼吸筋力の低下などが挙げられる。
    ・肺活量(VC)が減少する。
    ・ 主な疾患
      肺の弾性力の低下・・肺線維症、間質性肺炎、サルコイドーシス、アミロイドーシスなど
      肺容量の減少・・・・肺葉切除後、肺腫瘍など
      浮腫・・・・・・・・肺水腫
      呼吸運動、呼吸筋力の異常・・重症筋無力症など

    ○混合性換気障害
    ・疾患自体が閉塞性と拘束性の要素を併せもつ混合性のもの。
     (じん肺、結核後遺症など)
    ・閉塞性換気障害をきたす疾患と拘束性換気障害をきたす疾患が合併しているもの。
    (COPDと間質性肺炎、COPDと重症筋無力症)
    ・見かけ上、拘束性換気障害を呈するもの。

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    [ 2012/12/22 14:00 ] 検査 | TB(0) | CM(0)
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