配合変化の起こる薬剤 看護学生嘆きの部屋

    看護学生がんばれ!看護師国家試験対策。隣地実習対策。解剖生理、病態生理。検査、基礎看護から各論まで。資料満載です!

    ホーム > スポンサー広告 > 配合変化の起こる薬剤ホーム > 薬理学 > 配合変化の起こる薬剤

    スポンサーサイト






    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。




    [ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

    配合変化の起こる薬剤






    配合変化のおこる薬剤(輸液製剤・注射製剤)

    ○なるべく単独投与

    抗がん薬
     アドリアシン注用(ドキソルビシン塩酸塩)
      溶解時のpHの変化により安定性が低下
     アブラキサン点滴静注用(パクリタキセル[アルブミン懸濁型])
      懸濁液。他剤との混合で析出
     カルセド注射用(アムルビシン塩酸塩)
      溶解時のPHの変化によリカ価の低下および濁り
    抗真菌薬
     アムビソーム点滴静注用(アムホテリシンBリボソーム製剤)
      電解質液との混合で混濁
     イトリソール注(イトラコナソール)
      専用希釈液以外との混合で結晶析出
     ファンギソン注射用(アムホテリシンB)
      電解質との混合により沈殿
    抗てんかん薬
     アレビアチン注(フエニトインナトリウム)
      強アルカリ性(pH約12)。pH低下により結晶析出
    不整脈治療薬
     アンカロン注(アミオダロン塩酸塩)
      生理食塩液や他の電解質液と混合で沈殿
    プロトンポンプ阻害薬
     オメプラール注用(オメプラソールナトリウム)
      強アルカリ性(pH9.5~11.0)。他剤との混合で着色、懸濁、結晶析出または含量低下
     タケプロン静注用(ランソプラソール)
      強アルカリ性(pH10.6~11.3)。他剤との配合により変色、沈殿
    ビタミンK製剤
     ケイツーN静注(メナテトレノン)
      他剤との配合により可溶化力が低下
    抗不安薬・抗けいれん薬
     セルシン注射液・ホリソン注射液(ジアゼパム)
      可溶化に有機溶媒を使用しており混濁の恐れ
    悪性高熱症・悪性症候群治療薬
     ダントリウム静注用(ダントロレンナトリウム水和物)
      強アルカリ性(約9.5)。配合変化を起こしやすい
    抗サイトメガロウイルス化学療法薬
     デノシン点滴静注用(ガンシクロビル)
      強アルカリ性(p目10.8~11.4)。配合変化を起こしやすい
    カリニ肺炎治療薬
     バクトラミン注(トリメトプリム・スルフアメトキサソール)
      強アルカリ性(pH9.10~9.90)。結晶析出しやすい
    抗菌薬
     パシル点滴静注液(パズフロキサシンメシル酸塩)
      酸性(pH3.2~3.5)。中性~塩基性の薬剤と混合により白濁
    a型ヒト心房性ナトリウム利尿ポリペプチド
     ハンプ注射用(カルペリチドE遺伝子組換え])
      配合変化を起こしやすい(特にアミノ酸や高カロリー輸液との配合では含量低下が著しい)
    鉄剤
     フェジン静注(含糖酸化鉄)
      電解質との混合により沈殿
    プロスタグランジンI2製剤
     静注用フローラン(エポプロステノールナトリウム)
      他剤との混合により含量が低下
    脳圧降下・浸透圧利尿薬
     マンニットール注射液(D-マンニトール)
      浸透圧低下により、期待する効果が得られない
    静脈麻酔薬
     ラポナール注射用(チオペンタールナトリウム)
      強アルカリ性(pH10.2~11.2)。配合変化を起こしやすい。

    酸性・アルカリ性の薬剤のなかでも、上記表の注射剤は特に配合変化を起こしやすいので、他剤と混ざらないように単独で使用する。
    セルシン注射液・ホリソン注射液などは、水に溶けにくいため、可溶化剤としてアルコールなどの有機溶剤が入っているので、これらの薬剤を他の薬剤と混合してしまうと可溶化剤の効果が低下していしまい、沈殿を起こすこともある。
    ハンプ注射用の成分は、アミノ酸製剤や高カロリー輸液に添加剤として入っている亜硫酸塩により分解されるので、これらの製剤と混合すべきではない。
    単独投与が望ましい薬剤と他の薬剤を同一のラインで連続して投与したいときは、ライン内での反応を回避するために、各薬剤の投与前後に生理食塩水や5%ブドウ糖液等でフラッシュする。。



    ○単独で投与すべき

    ・アルブミン製剤(アルブミナー静注、献血アルブミネート静注など)
    ・グロブリン製剤(献血ヴェノグロブリンIH静注、献血ベニロンI静注用など)
    ・成分輸血製剤(赤血球濃厚液、新鮮凍結血漿、血小板濃厚液)、全血製剤
     →薬剤によっては、凝固や凝集、溶血、タンパク変性等を起こす

    ・血液凝固因子製剤(クロスエイトM静注用、ノバクトM静注用など)
    ・分子標的抗体製剤(アクテムラ点滴静注用、アバスチン点滴静注用、アービタツクス注射液、オレンシア点滴静注用、シムレクト静注用、ハーセプチン注射用、レミケード点滴静注用など)
     →タンパク製剤であり、安定性および安全性に問題が生じる可能性がある

    単独投与すべき薬剤
    アルブミンやグロブリンなどの血液製剤は、成分がタンパク質。
    そのため他の薬剤と混合すると、吸着や凝集などが起こる可能性がある為、単独投与する。
    血液凝固因子製剤やレミケード、ハーセプチン等もタンパク製剤である為、単独投与する。
    関連記事




    [ 2012/12/23 22:00 ] 薬理学 | TB(0) | CM(0)
    コメントの投稿













    管理者にだけ表示を許可する
    看護学生相談の部屋
    掲示板です。悩みや質問など、みんなで解決できますように。
    検索
    google
    rakuten


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。