動脈血ガス分析 看護学生嘆きの部屋

    看護学生がんばれ!看護師国家試験対策。隣地実習対策。解剖生理、病態生理。検査、基礎看護から各論まで。資料満載です!

    ホーム > スポンサー広告 > 動脈血ガス分析ホーム > 検査 > 動脈血ガス分析

    スポンサーサイト






    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。




    [ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

    動脈血ガス分析






    <動脈血ガス分析>

    pH
    呼吸性アシドーシス / 代謝性アシドーシス / 呼吸性アルカローシス / 代謝性アルカローシス

    酸塩基平衡
    50mEq/dの不揮発性酸(H+)が産生され、同量のHCO3-が消費される
    近位尿細管でHCO3-の消費量と同量のH+が分泌・排泄されることで、同量のHCO3-が産生され尿細管上皮細胞に移行し血中に放出される(この障害で近位尿細管性アシドーシス)
    集合管でのH+分泌により尿中pHは低下する(この障害で遠位尿細管性アシドーシス)
    代謝性アルカローシスの場合は、集合管でHCO3-の分泌も認める
    尿中pHが低いほど多くのH+がNH4+として尿中に排泄される

    血清Kとの関係
    乳酸、酢酸などが負荷された場合には、H+とともに乳酸、酢酸イオンも細胞内に移行するため細胞内の中和性は保たれ、K+は細胞外に出る必要がなく血清Kは上昇しない
    塩酸が負荷された場合は、Cl-は細胞内に移行しにくいため、K+が細胞外に放出され血清Kが上昇する

    呼吸性アシドーシス

    概念
    揮発性酸が蓄積した状態

    禁忌
    HCO3-: 代償性に多くなっていて、さらに多くすると呼吸抑制がさらにかかるらしい


    代謝性アシドーシス
    浸透圧ギャップ / 尿中アニオンギャップ

    概念
    不揮発性酸が蓄積した状態

    呼吸性代償
    予想PaCO2を計算

    原因
    アニオンギャップ正常
    HCO3-の喪失: 下痢、尿管S状結腸吻合、炭酸脱水素酵素阻害薬、近位尿細管性アシドーシス
    腎尿細管でのH+分泌障害: 近位尿細管性アシドーシス、遠位尿細管性アシドーシス、尿細管・腎間質の障害、低アルドステロン症
    塩酸投与: HCl、NH4Cl
    アニオンギャップ上昇: 不揮発性酸の産生過剰と蓄積
    内因性物質: 乳酸性アシドーシス、ケトアシドーシス、尿毒症
    外因性物質: メチルアルコール、エチレングリコール、サリチル酸、パラアルデヒド

    代謝性アシドーシスと呼吸性アルカローシスの並存
    サリチル酸中毒: 乳酸やケト酸などの産生を増加させる。サリチル酸は呼吸中枢に作用して過呼吸を起こす
    敗血症

    浸透圧ギャップ

    概念
    血漿浸透圧ギャップ = 血漿浸透圧実測値 - ( 2Na + glu / 18 + BUN / 2.8 )
    代謝性アシドーシスの鑑別に有用なことがある
    非イオン性の物質(エタノール、イソプロパノールなどのアルコール、マンニトール、アセトン)の存在で高値を示す ⇒アルコール中毒


    尿中アニオンギャップ

    概念
    尿中アニオンギャップ = Na + K - Cl
    代謝性アシドーシスの鑑別に有用なことがある
    陰性であれば尿中にNH4+が大量に排出されていることを意味する(腎からの酸排出に問題はない)



    代謝性アルカローシス

    概念
    正常では近位尿細管での再吸収をとめることでHCO3-の過剰を解消できる
    代謝性アルカローシスの維持には、HCO3-排泄抑制を来たす要因が必要

    Cl反応性: 尿中Cl10mEq/L以下
    Cl(生理食塩水)投与で改善←維持要因の循環血漿量減少の改善
    発生要因
    H+喪失: 嘔吐(小児では肥厚性幽門狭窄症、成人では十二指腸癌。代償性に呼吸抑制(Gastric pneumonia)ref26)、胃液吸引
    維持要因
    循環血漿量減少: 近位尿細管でのHCO3-の再吸収の域値が上昇。レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系亢進による管腔内H+分泌亢進

    Cl不応性: 尿中Cl20mEq/L以上
    維持要因となっている低K血症が改善されない限り持続
    発生要因
    電解質コルチコイド過剰: アルドステロン症、Cushing症候群
    利尿薬: サイアザイド、ループ利尿薬の過剰投与
    維持要因
    低K血症: HCO3-の再吸収の域値が上昇←尿細管でのH+の管腔への分泌増加←細胞内アシドーシス←低K血症
    電解質コルチコイド過剰: 遠位尿細管でH+分泌亢進
    高Ca血症: HCO3-再吸収を亢進


    HCO3-

    補正HCO3-
    実測HCO3-+⊿AG
    アニオンギャップ(AG)正常と仮定したときの代謝性アシドーシスあるいは代謝性アルカローシス合併の有無をみる
    26mEq/L以上であれば、実測HCO3-が低くても代謝性アルカローシスもあることを意味する


    アニオンギャップ

    概念
    主なものはアルブミンなどの蛋白

    低下する病態
    通常測定されないアニオンの減少
    低アルブミン血症: 1mg/dLの低下に対してアニオンギャップは2.5~3.0mEq/L低下する
    Na+以外のカチオンの上昇
    IgG型多発性骨髄腫: monoclonal IgGがより陽イオンで荷電していることが多い
    高K血症
    高Ca血症
    高Mg血症
    Clの偽性高値
    ブロマイド中毒: Cl測定時にブロマイドがClのように測定されてしまう


    base excess

    概念
    全血を37℃、PCO2=40mmHgで酸または塩基で滴定してpH7.4にするために必要な酸または塩基の量

    A-aDO2

    計算式: 10以下が正常
    A-aDO2 = PAO2 - PaO2
    PAO2 = PIO2 - PaCO2/0.8 (呼吸商0・8のとき)
    PIO2 = (760 - 47 ) * FiO2 (大気圧760mmHg、水蒸気圧47mmHgのとき)

    関連記事




    [ 2012/12/26 15:38 ] 検査 | TB(0) | CM(0)
    コメントの投稿













    管理者にだけ表示を許可する
    看護学生相談の部屋
    掲示板です。悩みや質問など、みんなで解決できますように。
    検索
    google
    rakuten


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。