口腔粘膜疾患 看護学生嘆きの部屋

    看護学生がんばれ!看護師国家試験対策。隣地実習対策。解剖生理、病態生理。検査、基礎看護から各論まで。資料満載です!

    スポンサーサイト






    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。




    [ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

    口腔粘膜疾患






    口腔粘膜疾患

    ○口内炎 gingivostomatitis
    局所的or全身的原因により惹起された口腔粘膜の炎症の総称。
     口腔粘膜とは、口唇粘膜・頬粘膜・口蓋粘膜・舌粘膜・歯肉粘膜・口底粘膜の総称であり、いずれも扁平上皮でできている。
     症状から以下の4つに分類される。

    ・カタル性 口内炎
     原因:食物・アルコール・タバコ・放射線などによる刺激などの局所的原因の他、
        感冒・インフルエンザ・扁桃炎・気管支炎・胃腸障害・内分泌異常などの全身性病変の際にも生じることがある。
        また、薬剤性に発生する場合もある
     症状:口腔粘膜の腫脹・発赤、びらん・潰瘍形成、味覚の異常、舌苔、口臭、流涎、
       (発熱性疾患では)口唇・口腔の著明な乾燥etc.
     治療:含嗽、口唇・口腔乾燥に対するグリセリン塗布、口腔汚染源の除去、原疾患の治療etc.

    ・潰瘍性口内炎  
     原因:口腔内常在菌である紡錘菌・スピロヘータなどの嫌気性菌の感染が原因。
        全身抵抗力の低下、口腔の感染防御能の低下などが背景にある。
        急性壊死性潰瘍性歯肉炎、カタル性口内炎などに引き続いて発症することもある
     症状:前駆症状として全身違和感、発熱、頭痛。口腔粘膜灼熱感、口腔内潰瘍、
        自発痛、刺激痛、流涎、口臭、顎下リンパ節の有痛性腫脹、発熱etc.
     治療:口腔内の清掃、消毒薬の塗布・噴霧吸入、抗生物質の投与etc.

    ・壊疽性口内炎  
     強度の全身衰弱(麻疹、肺炎、無カタラーゼ血症、白血病など)のある小児にみられる
     原因:紡錘菌、スピロヘータ、レンサ球菌などの混合感染
     症状:歯肉炎、頬部の腫脹・硬結・壊疽性崩壊、腐敗臭、皮膚破壊、骨壊死、高熱etc.
     治療:補液、ビタミン剤・抗生物質・解熱剤などの投与、口腔内の清掃・消毒、実質欠損に対する形成手術etc.

    ・アフタ性口内炎  
     境界明瞭な有痛性の小潰瘍。
     赤い丘疹や小水疱が先行することが多い。
     組織学的には線維素性炎
     原因:全身的変調の部分症状
     症状:円形~楕円形の小潰瘍、強い疼痛
     治療:抗生物質・ステロイド含有パスタ・レスタミン軟膏の塗布、口腔内の清掃

    ・黒毛舌 black hairy tongue
    糸状乳頭の角質増生のため乳頭が著しく延長し、これに食物残渣、微生物、タバコの色素などが沈着して、黒い毛が生えたような外観を呈する。
     抗生剤・ステロイド・抗癌剤の投与などにより、口腔内の常在菌叢が変化することが誘因となる。

    ・口腔カンジダ症 oral candidiasis
    易感染性宿主に起こるCandida albicans による感染症。
     口腔内菌交代現象の結果、カンジダが異常増殖し、口腔粘膜に白色の被苔が生じて、粘膜はザラザラした感じになる。
     被苔は容易に剥がれ、びらんを生じると飲食物の刺激に対して過敏になる。
     慢性に移行すると偽膜は剥離しにくくなり、白色の被苔は肥厚し、一見白板症のようにみえることもある。

    ・白板症 leukoplakia
    粘膜の過角化に基づく限局性の白斑。
     口腔粘膜の白斑の大部分は症候性白板症であり、歯牙の鋭縁・義歯・タバコなどの刺激によって生じた良性病変である。
     しかし、本症の10%程度で悪性化が認められる(白板症の一部は前癌病変)。
     悪性化を疑わせる特徴としては、白斑の表面が疣状ないし乳頭状で、表面に潰瘍を生じるものである。

    ・歯肉肥大 gingival hypertrophy
    抗痙攣薬(フェニトインetc.)、免疫抑制剤(シクロスポリンetc.)、Ca拮抗薬(ニフェジピンetc.)などの薬剤の長期連用により起こる。
     原因薬剤の休薬により改善が認められる場合もあれば、歯肉切除術が必要となる場合もある。
     また、口腔内衛生環境も本症の発症と関わっていることから、歯の十分な清掃も本症を予防する上で重要である。

    ・歯肉萎縮 gingival atrophy
    俗に言う「歯槽膿漏」。
     歯肉炎・歯周病などによって、炎症が惹起され、組織破壊が起こったものである。
     糖尿病患者では重症化しやすいと言われている。
    関連記事




    コメントの投稿













    管理者にだけ表示を許可する
    看護学生相談の部屋
    掲示板です。悩みや質問など、みんなで解決できますように。
    検索
    google
    rakuten


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。